東海道・山陽新幹線グリーン車のすすめ

グリーン車?高いし無理無理。っておもってるそこのあなた。

今どき、グリーン車の方が自由席よりお得に乗れるのです。

これからはグリーン車で旅行・出張にでかけましょう。

 

東海道・山陽新幹線って?

(説明するまでもないと思いますが、)東海道・山陽新幹線は、皆さんご存知の通り、東京ー博多間を結ぶJRの高速鉄道です。

年間1億6000万人が利用しており、その利用者数は近年右肩上がりで増加しています。

のぞみはおよそ10分に一本の割合で運転しているおかげで、計画無しでふらっと乗ることができ、とても便利です。

私も東京ー大阪間なら飛行機より新幹線一択です。

 

座席の種類

新幹線の座席は、自由席、指定席、グリーン席の3つのクラスに別れています。

自由席は、座席を指定しないタイプの特急券で、のぞみだと1~3号車が自由席の車両です。値段は一番安いのですが、席が余っていないと座ることができません。

指定席は、予め座席を指定しておくタイプの特急券で、必ず座ることができます。自由席に比べて料金は高くなりますが、むしろこちらが標準価格で、自由席が割安と考えるのが妥当でしょう。

グリーン席は、指定席の中でも座席が広く、ゆったり・快適に旅行を楽しむことができます。飛行機のビジネスクラスみたいなもので、その分料金も割高になっています。

 

グリーン車のメリット

座席が広い

ずばり一番のメリットはこれです。自由席、指定席に使われているシートに比べて前後左右が広く、ゆったり・快適に過ごすことができます。

新幹線でパソコン広げて仕事をしている方をよく目にしますが、仕事するならなおさらグリーン車を選ぶべきです。

普通の指定席では横の人とアームレストの取り合いになりますが、グリーン車ではアームレストが広いので、横の人に気兼ねなく仕事に集中できます。

それでなくてもグリーン車は人が少く、横に人が座ることはほぼないので、より仕事に娯楽に集中できます。

すべての席にコンセントが有る

N700系では、窓側・通路側関係なく、すべての座席にコンセントがあります。

充電を気にせず、パソコン仕事やスマホでの動画閲覧などできますね。

700系では最前列、最後列しかコンセントが無いので注意が必要です。

こだまのうち半分くらいは700系が使われています。

のぞみ、ひかりはすべてN700系なので気にしなくて大丈夫です。

フットレストがある

すべての座席にフットレストがあります。

最初はなくていいよと思っていましが、使っているうちに快適になりました。

なにより靴を脱いで足を置けるのが良いですね。革靴の時とか特に。

サイドテーブルがある

グリーン車にはサイドテーブルが隠されています。

実はこれが結構便利なのです。

前のテーブルにパソコンを広げたりすると、ドリンクの置き場に困ります。

窓枠の部分に置けなくはないのですが、サンシェードを下げた場合は置くことができません。

というか、日中の移動では眩しいのでサンシェードを必ずと言っていいほど下げます。

なのでサイドテーブルはかなり便利です。

静か

人が少ない分とっても静かです。

車両の中の座席数が少ないこともありますが、満席になることはほぼありません。

指定席がかなり混雑していても、グリーン車はガラガラということがかなりあります。

実際、お盆のシーズンにグリーン車を使いましたが、ガラガラでした。

あと、客層もビジネスマンが多いのか静かに過ごされる方が多いように思います。

もちろん子供が乗っては行けないということはないので、赤ちゃんや小さい子供が泣いていても、大人の余裕で見守ってあげましょう。

おしぼり・雑誌がもらえる

こだまではおしぼりのサービスがなくなりましたが、のぞみ、ひかりではおしぼりがもらえます。

あと、座席のポケットに時代の先端を行く雑誌ウェッジが置いてあり、持って帰ることができます。

まぁ、この項目については私は特になくてもいい感じです。

つまり、グリーン車は移動するオフィス

上記のメリットを踏まえて私が言いたいことは、まさにグリーン車は移動するオフィスということです。

指定席に比べて、断然静かに集中して移動時間を過ごすことができます。

iPadやスマホで映画や動画を見るのも、映画館より快適に過ごすことができます。

 

グリーン車の料金

上記のように、指定席に比べていろいろとメリットのあるグリーン席ですが、その分やっぱり価格も高くなります。

東京ー新大阪間で見てみると、運賃と合わせた料金は下の表の通りです。

自由席 指定席 グリーン席
のぞみ 13,620 14,450 19,230
ひかり 13,620 14,140 18,920
こだま 13,620 14,140 18,920

(※通常期の料金。閑散期・繁忙期では200円前後します。)

グリーン席は指定席から4,780円高くなってしまいますね。

こんなに高くなるならグリーン車はやめていつもの指定席に使用と思う方も多いでしょう。

しかししかし、指定席よりもお得にグリーン車のチケットを手に入れる方法があるのです!!

 

グリーン車にお得に乗る方法

EXグリーン早得

グリーン車にお得に乗る方法とは、ズバリEXグリーン早得です。

乗車日の3日前までの予約で早朝の「のぞみ」と終日の「ひかり」のグリーン車がおトクになるチケットです。

例えば、のぞみの東京~新大阪なら14,400円と、4,830円もお得で、なんと指定席の通常料金より安くなります。

のぞみの場合は朝6時台に出発する車両でしか使えませんが、ひかりであれば終日適用されます。

東京ー新大阪間の所要時間は、のぞみで約2時間30分、ひかりで約3時間です。この30分が許容できるのであれば、ひかりのグリーン車を使うほうがのぞみの指定席よりもお得でしかも快適な時間を過ごせます。

30分早めに家を出れば済む話なので、私はひかりのグリーン車一択です。

30分長く新幹線に乗っていなければなりませんが、グリーン車の方が集中して仕事ができるので全く気になりません。

どうしても早朝の新幹線に乗らなければならない場合は、のぞみでグリーン早得が使えるので、どちらにしてもお得にグリーン車に乗ることができます。

EXグリーン早得のページはこちら

EXこだまグリーン早得

さらにおすすめなのはEXこだまグリーン早得です。

乗車日の3日前までの予約で終日の「こだま」グリーン車がおトクになるチケットです。

例えば東京~新大阪なら11,200円と、7,720円もお得です。

なんと、自由席よりもかなり安い値段でグリーン車に乗ることができます

東京ー新大阪間のこだまでの所要時間は約4時間とのぞみよりも1時間30分長くなりますが、時間に余裕がある場合はおすすめです。

私も時間に余裕がある場合は積極的に利用しています。

4時間はさすがに長く感じますが、仕事したり動画見たりしてるとあっという間で、疲れを感じることはありません。

それほどまでにグリーン車は快適です。

ただ、注意したいのはこだまの場合、N700系と700系の両方の車両が使われているということです。

700系では座席にコンセントが無いのでなるべく避けたいところです。

乗りたい新幹線がN700系か700系かは予約時に表示されているので、それで確認もできますし、ぷらっとこだまのサイトから確認することも可能です。

最近のノートパソコンのバッテリー持続時間は伸びてきているので、4時間くらいなら私のMacBookでは平気ですが、移動後の事も考えるとやっぱりコンセントはあったほうがいいですね。

EXこだまグリーン早得のページはこちら

 

Expressカードを作ろう

上記のEX早得を利用するには、JR東海のExpressカード、JR西日本が発行するJ-WESTカード(Express)、ビューカードのいずれかが必要です。

よくわからない人はJR東海のExpressカードを作っておけば間違いないでしょう。(年会費1,080円必要)

ビューカードの方がクレジットカードのポイントがオトクなどの話もありますが、そのあたり詳細に比較したサイトが多くあるので、ここでは詳しくは述べません。

ご自身で調べてみるのがいいかと思います。

上記のカード以外にもEX予約ができるカードがいくつかありますが、グリーンプログラムが利用できないのでおすすめできません。

EX予約はEXグリーン早得以外にもいろんなメリットがあるので、毎年新幹線に乗る人は作っておいて損はありません。

特に予約の変更が手数料不要でできるのはかなり便利です。

 

まとめ

グリーン車にお得に乗る方法について説明してきました。

ポイントはEX早得です。

「高そう」と思って敬遠していたグリーン車が、実は指定席や、場合によっては自由席よりも安く乗車できるのです。

これからはグリーン車に乗って、快適でお得な旅を楽しみましょう。

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